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2005年9月 3日 (土)

芝居とクラリネット

劇団 夢現舎の公演『遺失物安置室の男』を観る。存在論めいたことを語りだすところはよくわからなかったけど(ほかに、観ることのある知人の劇団でもそうだけど、なんでこうやたらと難しいことを語りたがるのかなと思うことがある)、なんというか、物に執着する人には感じるところがあるかなぁと思った。自分がそうなのだけど。奥様の縁でこの劇団の公演を観るのは三回目くらいだと思うけど、今回がいちばん面白く観られた。家を出たのが遅かったためにハジメの方を観そびれたことをちょっと後悔。

そして、この舞台で、思いがけずクラリネットの生演奏を聴くことに。主人公の男が大事に持つ古びたクラリネットが物語の一つのキーになっているようで、しばしば男がクラリネットと話しをするシーンがあった。その度に、クラリネットの精とでも言うべきか、女性が出てきてクラリネットを吹くのである。振りじゃなくって本当に。チラシに「クラリネット演奏」のクレジットがあるのは見ていたけど、こんな風に出てくるとは思わなかったので驚いた。そしてこの女性が出てくると、夫婦してその楽器やら指使いやら口元やらにばかり目を奪われていた。

この人の腕前がどのくらいのものかは素人の私にはわからないのだけど、クラリネットの独奏なんてそう観るものでもあるまい。いいものを観た。自分の好きな音というわけではないけど、生でもあるし、これはこれでいいもんだと。

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