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2006年4月28日 (金)

にせ牛丼の言語ゲーム;飛行機にて

利用する飛行機は往きも帰りもKLMオランダ航空。ヘルシンキまで直通ではなくて、アムステルダムで乗り換え。しかも4時間待ち。がっくし。

飛行機が関西空港を発って少しするとおやつ(?)のスナック菓子が出てきたり、その後も何時間かおきに飲み物が配られたりして、びっくり。国際線って、こういうものなのか。

そして出てきました。夕食。鶏肉のパスタか牛丼を選べるというので牛丼をもらい、小さなプラスチック容器にかかったアルミ箔のふたを開けてみると…。これ、牛丼?

のってる肉は確かに牛肉。だけど、細切れではなくて、焼き肉にするような大きさ。細切りの玉ねぎやらパプリカやらも一緒にのっている。タレはまるで中華あんのように、とろみがあって甘酸っぱい。これ、牛丼じゃない。少なくとも日本人にとっては。

この時、配膳に回ってきた乗務員は日本人女性だったのだけど、彼女はどんな心境でこれを「牛丼」と呼んだのだろう。非日本人なら違和感なくこれを「牛丼」と呼ぶだろう、これが牛丼だと思っている(思う)だろうから。

日本人がこれを「牛丼」と呼ぶ時はどうか。まず、呼んでいる当人がこれが牛丼とは違うものだと思っている。その上で、相手が非日本人ならば、どうせ牛丼を知らないだろうからまあよかろうと思いつつ、これを「牛丼」と呼ぶ。相手が日本人ならば…「牛丼」の指すものが実は牛丼とは違うことをきっと理解する。それをわかっている上であえて「牛丼」と呼ばなくてはならない。むーん。こんなことを考えつつ、牛丼ではない「牛丼」を食すのだった。

その後も飲み物が何度も配られたり、軽食が出たり。不思議だったのが、その軽食のひとつ。なんと、アイスクリームとカップヌードルからいずれかを選ばせる(もちろん、断ったっていい)。これは一体…。

写真は帰りの飛行機で食べた「牛丼」。こちらは往きのものより牛丼らしかった。でもやっぱり違うよな。

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