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2011年5月の2件の記事

2011年5月27日 (金)

東郷青児とデザイン展

損保ジャパン東郷青児美術館の『東郷青児とデザイン展』が29日で終わってしまう。次の土日は出勤なので、今日行かないとアウト。昨日に続いて眠くてだるくて体が重いところを、美容室を予約した勢いで観に行ってきた。

この美術館、安田火災のころから知っていたのに、なんで今まで行ってなかったんだろう。いつも東郷青児メインってわけでもないだろうし、近いからいつでも行けると思ってたところがあったかも。

損保ジャパンの本社ビルにあるので、まずこのエントランスに入ることになり、すごく変な感じ。間違って入っちゃったみたいな。そして脇の方にある通路から専用エレベーターで美術館の階まで昇っていくと。美術館もビルの1フロアで凝った作りはしてないから、素っ気ない感じすらする。なんというか、新鮮。

『ピエロ』『コントラバスを弾く』『鳥と少女』の実物を観られて満足。初めて観た『花炎』の鮮烈さ、左に挙げたような静かな、あるいはクールな絵を描く人というイメージを持っていたので、意外な感じで驚いた。好きとか言いつつあんまり知らなかったもんで。

今回の目玉であろう、雑誌の表紙やノベルティのためデザインものは、大半は製品になったものの展示。こういうものは原画って残されないもんなんだろうな。製品が残ってるだけでもすごいことだろう。雑誌の表紙は複製のスクラップが展示されていて、週刊朝日の表紙に気に入ったのがあったのだけど、こういうのも現物や原画はないんだろうな。洋菓子店の包み紙も愛らしくてよかった。

そもそも予定していた企画展が震災の影響でできなくなって、秋に予定していたこの展示を急遽前倒したらしい。だからなのか、この展示の図録はなし。あの週刊朝日の表紙、欲しいんだけど…。美術館の図録はあるけど写真が小さくていまいち。デザイン関連のものも当然載ってはおらず。それとは別に作品集、素描集の2冊、絵はがき数点を購入。

東郷青児を知るきっかけになった『サルタンバンク』は、東京国立近代美術館にあるそうで。
東郷青児: 絵画作品と所蔵美術館 - FishEyeArt

2011年5月 1日 (日)

東北旅行三日目:達谷窟毘沙門堂〜厳美渓

昨日に続いて雨。旅館の方に直接送っていただいて達谷窟毘沙門堂へ。入り口から三つ続く鳥居の間に重機が止められていた。地震で灯籠か何かが倒れたらしい。目当ては岩壁に食い込むように建てられた毘沙門堂。そして岩面大仏。そんなに大きくないし、もともと彫りが浅いのか、雨風にさらされて削れてきたのか、そのつもりで見ないと見逃しそうな微妙さ。ディープパープルのジャケットみたいなのを想像してはイケナイ。縁切りの願いが叶うという弁天堂は修復を予定していて寄進を募集中。寄進しました。

厳美渓へ行くのにバスがあるかと受付のおばちゃんに尋ねたら「ないっ」と言い切られ、しかし3キロ程だというので歩いて移動。道中の水田(この辺は水田が多くて、もうじき田植えが始まるそうだ)からは蛙の声が幾重にも重なって聞こえてきた。

厳美渓も絶景だった。桜は散り始めていて今日あたりが花見は最後のチャンスか。周遊コースを一周して桜と渓谷の眺めを堪能。そして名物「空飛ぶだんご」の郭公だんご。私たちは店の中で食べたけどね。ロープ伝いにかごが両岸を往復するのはどういうわけか飽きずに見続けてしまう。店の中にマッキントッシュのコンポやらソニーのオープンリールのビデオデッキが置かれていたのにびっくり。その他にもビデオ機材多数。使ってる様子はなかったけど、ご主人の趣味なんだろうか。

帰りは一ノ関から新幹線に乗るため、駅に向かう一時間に一本のバスを待ったはいいが、待っていたのが反対車線。あれ?と思う間に行ってしまった。もう一時間待つとOMIYAGE買う時間を取れない。またタクシー。バス停には行き先が書かれていなくて、時刻表は上下線の両方が載っているから、どっちで待てばいいかがわかんないのよ、とほほ。

職場へのOMIYAGEに「かもめの玉子」を買ったのだけど、このメーカーも震災でかなりダメージ受けてたのね。土産物店では「復活しました!」といったようなPOPがついてた。あとで調べたら、4/25に営業再開の案内を出したばかりだった。

旅行の時はだいたいいつも温泉自体が目的でたいした観光をしないのだけど、今回は珍しく観光らしい観光だった。全部下調べやら宿の手配をしてくれた奥様のおかげ。